13 LUCKY MONKEY launch at Dover Street Market Ginza

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12月8日、ドーバー ストリート マーケット ギンザで、フィリピン・マニラ発のジュエリーブランド「13 LUCKY MONKEY」がローンチした。モーターサイクルをはじめ、ロックミュージックや世界各地の宗教モチーフからインスピレーションを受けた、生々しくラフで重厚なシルバージュエリーが特徴のブランド。この度、ローンチのタイミングでデザイナーのダンテ・ディゾンとノリ・コロナドが来日。ふたりに、ブランドのフィロソフィーから今後の展望までを聞いた。
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──ドーバー ストリート マーケット ギンザでのローンチが、ブランドとして初めての実店舗での販売だそうですね。

ダンテ 夢のようなことだよ。ファッションに携わる人間にとって、ドーバー ストリート マーケットでの取り扱いは最高の栄誉。実は僕たち、6年前にドーバーストリートマーケットに手紙を書いたことがあるんだ。その時は残念ながら返事はなかったけどね。でも今回、ドーバー ストリート マーケット側からアプローチがあって、本当に嬉しかった。まさに夢が叶ったとしか言いようがないね。

──そんな夢の舞台までどんな道筋を歩んできたのか、ブランドの歴史を教えていただけますか?

ダンテ 僕は10年前に来日したとき、雑誌や彫刻など色々な日本のカルチャーに触れて強い影響を受けたんだ。中でも、その時に手に入れたスカルリングがブランド設立の大きなきっかけ。フィリピンに帰ってノリに日本で手に入れた色々なものと一緒にそのスカルリングを見せたんだ。

ノリ 僕は当時、マーベル社のフィギュアを作っていたから、スカルの形がどれも解剖学的にちょっと違うのが気になっていて。だから、僕たちできちんとしたスカルリングを作りたかったというのも、ブランドを立ち上げた理由だね。

ダンテ それで僕たちはバギオという銀細工で有名な街にシルバーづくりを学びに通ったんだ。僕らが住んでいるマニラからはバイクで8時間くらい離れていて。毎週通っていたんだけど、シルバーづくりは学べるし、大好きなバイクにはたくさん乗れるし最高だったよ。だいたい1年くらい通ったね。

ノリ その頃はまだwebサイトもなかったね。はじめは自分たちのためだけにリングを作っていたんだ。当時、ブランド展開の構想はあったんだけど、まずは自分たちのために。シルバーの材料を買うためにバイクを売ったりもしたよ。それから、少しずつ作って売ってを繰り返して規模が大きくなっていった感じだね。

ダンテ ちなみに最初のクライアントは、アムステルダムのモーターショップ『ラスティゴールド』のオーナー夫妻。彼らの結婚のために結婚指輪を作ったんだ。もちろんそれはスカルリングじゃないけどね(笑)。

──おふたりが特に影響を受けたものは何ですか?

ノリ やっぱりモーターサイクルカルチャーだね。僕の父がバイクショップのオーナーなんだけど、子どもの頃はバイクの排気音が子守唄だったくらいで(笑)。

ダンテ そうだね。それと、歴史的なアートや宗教のモチーフなんかも大切なインスピレーション源。特に影響を受けたものを挙げるなら、やっぱり日本かな。侍、浮世絵といった日本の古い文化から、現代アート、ゴジラまでありとあらゆるものに影響を受けているよ。今でも個人的に年に1,2回は来日してインスピレーション源を探しているんだ。

──ブランドの名前の由来は何でしょうか?

ダンテ 13っていう数字は、一般的には不吉な数字と言われているけど、バイクカルチャーではラッキーな数字なんだ。だから「13」と「LUCKY」。そして「MONKEY」は、バイクの工具のモンキーレンチ。これはノリのアイディアだよ。

──デザインのこだわりを教えていただけますか?

ダンテ 僕たちのジュエリーには、ひとつひとつストーリーがある。例えば、いま僕がつけているカラスモチーフのブレスレット。これは、イソップ寓話の「カラスと水差し」をモチーフにしたもので、カラスが水筒の水を飲むために石を咥えている様子を形にしたんだ。

ノリ 僕のこだわりは、あえて完璧なものを作らないことかな。指紋なんかも残してフィニッシングしてる。それと、「13 LUCKY MONKEY」のジュエリーははじめダークな色なんだけど、使っているうちにシルバーになっていくんだ。デニムのようにエイジングする、ジュエリーにもそういったテクニックを使っているんだよ。

──本当に色々なもの・ことから着想を得ていますね。

ノリ 僕らが生まれ育ったフィリピンのマニラは様々な人たちが集まる、人種のるつぼ。宗教も色々あって、それぞれがそれぞれの神様を信仰している。僕らのプロダクトにはインドのガネーシャや日本の浮世絵をモチーフにしたアイテムもあるよ。

──今後の展開はどう考えていますか?

ノリ 今回、初めて実店舗で商品を売れるようになったわけだけど、今後は色々な国に進出していきたいね。一生懸命いいものを作っていれば、きっとチャンスはつかめると思っている。

ダンテ それと実はジュエリーだけじゃなくて、家具も作ろうと思っているんだ。ブロンズだったり、大きな彫刻だったり。すでに依頼があっていま手がけている最中なんだ。これから、ビジネスとしても展開していきたいと思っているよ。

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Dante Dizon

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Noli Coronado

Dover Street Market Ginza
☎03-6228-5080
ginza.doverstreetmarket.com

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